2011,05,06, Friday
辻が花といえば、大抵の方は久保田一竹を思い浮かべるほど有名です。初代一竹氏の作品で、現在未仕立ての商品にお目にかかる事は難しいでしょう。
昨年までは、手に入ったのですが数百万円しました。
今回ご紹介するのは、二代目一竹氏の作品です。
一竹の辻が花としては、おとなしい感じに思われるかもしれませんが、
無地場も程よくあり、帯も合わせやすく良い着物だとおもいます。
正直、初代の辻が花は芸術品として衣桁に掛けて飾るには素晴らしい作品ですが
着物としてお召しになるには、ちょっと難しい彩色と柄取りだとおもいます。
呉服を商売する私にとって難しい選択です。
芸術品として着物を扱うのか? ファッションとして考えるのか?
お客様もコレクション的にお買い上げ頂く方もいらっしゃいますし、
着てお出かけするためにお買い上げする方もいらっしゃります。
結局はどちらも正解かもしれませんね。
ただ、着物は反物や仕立て上って文庫に入ってる状態より
やはり着て頂いた姿が一番綺麗だとおもいます。
ところで、昨日のブログの私の書かれよう、酷いと思いませんか?
謀叛が起きるかもしれません
許せん 刀狩りじゃ!!