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本麻の長襦袢
2011,06,17, Friday
二日連続で麻の商品をご紹介。


麻絽の長襦袢です。








この画像の商品は、黄なりと言うか、オフホワイトと言うか真っ白ではありません。

真っ白やグレーなども作られているのですが、私はこの色しか仕入れません。


長襦袢の色によって単衣や夏の着物は、かなり影響を受けますので、

お着物の本来の色を邪魔しない、この色だけにしています。


お洋服で夏場に女性が下着の透け具合を気にされるのと似たようなものです。


本来、麻の長襦袢は平織りの物が多かったですが、

平織りの場合は、よほど細いバンテの糸を使わないと堅くて着物に添いません。


しかし細いバンテの糸は、細ければ細いほどしなやかな手触りの商品になるのですが、

お値段もかなり高価になります。


この麻絽は、駒絽風に織っていますので柔軟性があり着物に添いやすく、

価格も小千谷の本麻で三万円ほどなので着やすくて、涼しいです。


以前、特別に越後上布に合わせる最高の本麻長襦袢を取り寄せたのですが、

無地の白で軽く十万オーバー

たしかに正絹のようにしなやかでしたが・・・


麻の商品は実際に手にとって、手触り、産地、本当に麻100%かを確認しないと

安いからと価格だけで購入すると酷い目に遭いますよ。


まあ着物は、すべてそうなんですけどね(笑う)


しかし、よほどの着物上級者の方でないと生地や染めの値打ちはすぐ解りません。

比べる商品があればどなたでも違いは、わかると思うのですが難しいですものです。


でも麻の長襦袢は、本当に涼しいのでお薦めですよ。




比べると言えば、息子の肌を触った後、自分の肌を触ると。



・・・・・・



こ、こんなに違うのか



自分では、まだまだ若いつもりでいたのに・・・



娘も触らせて貰いました。



張りがあり、ツルツル、スベスベ



続いて、家内の肌を・・・



  恐ろしい攻撃を受けました

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