2011,08,30, Tuesday
昨日に続き、染の名古屋帯を御紹介します。昨日の小千谷紬は、新潟県が産地ですが、
今回の生紬は、地元京都の有名ブランド「しょうざん」謹製です。
もともとは、しょうざんウールで一時代を築いた織元です。
普段着にウールの着物を良く着ていた時代に正絹を混ぜた、「シルクウール」を
売りだされ、まるで本物の大島紬のように見えて、丈夫で安価なので
爆発的な大ヒット商品だったそうです。
おじいちゃんや父も沢山販売させて頂いたそうですが、ウールの難点は重い
まだ車の普及していない時代にウールを担いでの商売はきつかったらしいです。
商才のある社長さんだったので、ウールの衰退により180度切り替えて
上質の紬糸をワイルドに織り、高級な染で独特の作品を生み出し、
現在でも超一流のブランド「しょうざんの生紬」を創られたのです。
画像では解り難いですが、独特の手触りと雰囲気なので、しょうざんの商品は、
着物に興味のある方なら見ると、「しょうざんの商品や」とすぐ解ります。
私の好きなメーカーなので、皆様にも是非お薦めです
そして毎度おなじみの私のくだらない話を
今日の帰宅後、娘に少し髪が伸びてきたねと話しかけると、
「髪の毛伸ばしてるねん」
『じゃあ、アスカぐらいにしてくれるん?』
「うん、そうするわ」
やったー 諦めていたのに
後で家内の裏情報で解ったのですが、5月に心斎橋でお洋服を買った時、
とても気に入った「シュシュ」があったので購入したのですが、数日前に
美容院でバッサリ髪を切った事を忘れており、帰宅後にさっそく付けようとして
「あ! ・・・・・」と気が付きショックをうけたそうです。
しかし、どうしてもこのシュシュが諦められず、簡単にまた髪を伸ばそうと
気が変わったそうです。
m・papaさん、有難うございました
お陰さまで今夜は、良い夢が見れそうです
また、お店よらせてもらいますね