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京都美術織物研究所の経絢錦。
2012,09,04, Tuesday
美しいキモノ2012秋号別冊付録に掲載している商品紹介の続きです




横段を経錦で表した全通名古屋帯との掲載ですが、

厳密に言うと「経絢錦」なのです。


箱には、「経錦」と書いてありますが・・・



本体には、「経絢」



付録掲載には、この部分がメインで写っております。



しかし実際、お太鼓とお腹に出る部分は結構綺麗な色なんですよ(苦笑)



お太鼓のイメージを作ると良く解るでしょう?


名古屋帯を飾る場合は、どうしても折り返しにする裏が最初に出ます。

ポイント柄の場合は始めから折り返して、すぐ太鼓が解る様に巻いておく事が

多いのですが、この商品は全通柄なのでこうなってしまいます。


全通なので、裏地を付ければ袋帯にもお仕立てが可能

とても良い帯なのですよ


少し接写してみましょう。


一般的な経錦とチョット違うでしょう?

人間国宝・北村武資氏の作品に代表される「経錦」は通常はもっと平面的です。

どちらかと言えば佐賀錦に近い感じの織じゃないかな?


もう少し接写。


唐織の様に膨らんでいるでしょう?

経錦なのですが、、絢織風に織っているから「経絢」なのです。



なんか無理やりですねー(苦笑)



京都美術織物研究所の経錦の特徴は、

経糸が通常の織物の焼く2倍、5400本を使用しています。

日々、織物を研究しているツワモノの集まりなので凝った織物を作るのですよ


もう1枚接写。


経糸に赤、朱、青、緑、黄、金、白といった7色を甘撚りに合わせた糸を

使って織り上げた経錦の組織です。

通常は、経横2色の糸で押える所を6色も多く混ぜた織物なので、

大変深みのある彩色を表現できるのです


掲載商品は、特別価格品でして一本限り。

もう少し上の値段でしたら、他にもございますよ





ところでねー



前回のサザエネタでの「綾波レイ」画像ですが・・・



全国の綾波レイファンになり変わり、アスカ派の私が恐縮ですが一言






貴様が綾波レイ?






ふざけるな!!





綾波レイと言うより、「自縛霊(レイ)」の間違いやろ

身の程をわきまえろ雑種!





ハッ!?



取り乱してしまいました    申し訳ございません





こんな感じでブログも無事復活

連続でブログがパーになってたので、今日も怖かったんですよー




良かった、良かった(笑)




次回は、訪問着、袋帯を頑張りますのでお楽しみに

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