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御召の着物
2011,02,13, Sunday
最近よく御召の着物をよく見かけます。

「御召」とは?  先染めの織物の着物です。

先染めの織物なら紬の仲間? じゃあ普段のお洒落着?

その通りと言いたいのですが、御召にも色々あるのです。

西陣、白鷹、塩沢など産地も柄も沢山あり、無地から訪問着まで作られています。

すべては語りきれないので、まずは、御召の名の由来から。

徳川11代将軍家斉が好んで着ていた織物の着物が流行し、

高貴な方の御召物を略して御召と言われているそうです。

明治、大正、昭和前半と流行し、

おばあちゃんの話によると、学生の時の袴の上の着物や

参観日、子供の入学式には御召の着物に黒の羽織など

関西では特に好まれ、西の御召、東の銘仙と言われていたそうです。

私の時代は、染め物の独壇場で母の着物は、染めの無地、付下げ、訪問着

などが主流で御召は、あまり印象がありません。

唯一、漫画や映画ではやった「はいからさんが通る」の袴の上の着物で

南野陽子が矢絣の御召を着ていた位の印象です。

しかし今は、御召が熱い  ガンバレ御召







この御召は、カジュアルで着るお手頃価格の御召です。

帯しだいですが、お洒落でかっこいい着物になりますよ。

これからも色々な御召を紹介していきますね。

こうご期待 

 

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