本物の竹籠バック その2
2011,06,15, Wednesday
おまたせしました。

今回入荷の二点です。









大分県の竹籠バックは、皇室の方もご購入されて紹介されている有名な物らしいです。
九州に旅行されたお客様のお話だと20万〜30万位で購入されたそうです。
どんな形の物か解りませんがやっぱり高価な物なんですね。
工房は、違うと思いますが同じ大分製の竹籠です。

塗りの色合いは、使えば使うほど黒光りが美しくなります。



巾着部分は、こちらは越後縮を使用。 価格は12万円。



こちらは、結城紬を使用。 価格は15万円。
竹の組み方をちょっと複雑にしています。
どちらも手組の紐をつかってますので締りも抜群!
細かい所まで丁寧に作られ、竹の堅さを感じないしなりの良さ。
そして最大の特徴は、ホコリ加工です。


わざとホコリを被っている様な独特の加工です。
この竹籠バックを高いと思うか、安いと思うかは人それぞれの価値観です。
着物や帯と同じで、商品が出来あがるまでの工程と技術をすべて見て頂けると、
なぜ高価になるのか解って頂けると思うのですがねー

それと夏用のイメージが強いですけど、作り手は真冬以外は使って頂けると
申しておりますので春、夏、秋と楽しめますよ。
最近、食欲がありません。

恋をしているのかな・・・?
家内に言うと、
「ハイ、ハイ そうかもね〜(笑)」
・・・・・・
皆さんは、ご主人にやさしくしてあげて下さい。
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本物の竹籠バック その1
2011,06,14, Tuesday
皆さん本物の竹籠のバックをお持ちですか?
以前、私共も数千円でお洒落な竹籠のバックを沢山販売させて頂きました。
しかし本物に出会ってから違いにビックリ!
色つや、手触り、細部の作りの細やかさ、しなり、どれをとっても素晴らしい!
以前まで扱っていた商品は、日本製ではありませんでした。
それと言うのも京都の小物の仕入れ先で扱っている所がなかったのです。
それが数年前、大原商店さんと出会い普通の量販品と違う品に多数出会ったのです。
以前ご紹介した様に、娘の十三まいりの小物は、こちらですべてそろえました。
今回ご紹介する竹籠バックの入荷は、2点のみ。
すべて手作りなので生産が少なく、高価なので厳選して選びました。
微妙な色の違い、形、巾着部分を見て私が納得したのが、2点だけでした。
え?
講釈は、もういいから早く見せろ?
う〜ん
本日、ちょっと残念な事がありまして・・・
楽しみだったけど、仕方がないし・・・
ちょっと八つ当たりで画像は、明日に延期

また明日〜
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「藤娘きぬたや」の絞り浴衣
2011,06,06, Monday
夏物のお着物がただいま大盛況中。

画像の撮影時間がなかなか取れずご紹介できずすいません

入荷後すぐ売れちゃったのですが、ちょっと珍しい商品なのでご紹介します。
「藤娘きぬたや」の総絞り浴衣です。




きぬたや独特の色使いです。

手湯のしをした状態です。 この程度伸ばして仕立てます。
絞りの浴衣は、名古屋に有松、鳴海絞りをよく仕入れに行くのですが、
同じ名古屋でも「きぬたや」ブランドのお値打ち品は、初入荷でした。
お値段がメチャクチャお買い得だったのです。
通常の国内産の絞り浴衣は、五万〜十万が普通です。
しかしこの時代、価格破壊で数千円で浴衣のフルセットが買えます。
まったく

なんでも安けりゃいいもんじゃないのに・・・
でも昔ながらの本染めや絞りの浴衣はやっぱり違いますよ!
生地、染め、着心地など、量販品と並べて比べると違いが解るのですが・・・
時代の流れには、逆らえません。

本来の浴衣をお探しの方は、是非ご注文くださいね。
私と家内は、浴衣を卒業して麻の縮みの着物を着ています。
肌襦袢などもすべて麻にしましたら、昨年の厳しい暑さも全然大丈夫でした。
浴衣よりずーと涼しいですよ。
近日、ご紹介しますね。
最近、本麻の肌着見本を見て頂いているお客様はすべてお買い上げいただいてます。
やっぱり実体験で自信のある商品は、売れますね〜

家内もお薦めの商品ですので、お楽しみに!
しかし、顔は暑苦しいままだった様な気が・・・
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丹後藤布の名古屋帯
2011,05,11, Wednesday
本日は、すごい雨でしたねー

芦屋のお客様にお伺いさせて頂いた時が、MAXの雨

ビニールでお仕立て物と商品は、保護していたのですが玄関からお家の中に入る
少しの距離でも体は、びしょびしょ

これから梅雨に向かって行きますが、お着物のカビには気をつけて下さいね。
さて今日の商品ですが、またまた珍しい逸品です。



丹後藤布の名古屋帯です。
勿論、夏物の帯で生産数が特に少ないマイナーな商品です。
藤のつるを糸に加工し織りあげた、上布や芭蕉布と同じ様な織物です。
西陣の帯の様に、正絹ですごい技術で豪華な柄を織りあげる帯とは違い、
丹後藤布は、素朴で目だたない織物です。
しかし凄い高級品なのです

地味に見えますが、糸作りからとても手間がかかり、帯に織るのも織りずらい。
昨年も入荷したのは、一本だけでしたが、すぐSOLD OUT。
意外とすぐ売れてしまうものなんです。
しかしこの良さが解るのは、かなりの着物上級者!
前回、ご紹介しました夏大島にぴったりでしょ?
楽しみです

以前、高級な結城紬を知らない人に「ウールですか?」と言われたと
怒られてるお客様のお話も聞きました、
「宝石デザイナーのフランス人には大絶賛されたのに、
日本人のくせに全然わかってない」 と御怒りでした。
皆様、目だたない物ほど高級品の場合がありますので、気をつけて下さいね

PS.うちの家内は、目だちませんが高級品ではございません
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夏大島紬 150亀甲
2011,05,09, Monday
今日もお客様からのメールに

が!
癒されます

あ! 誤解しないで下さいね。 浮気じゃないですよ!

に敏感なもので・・・
では真面目に

本日ご紹介の商品は、夏大島紬です。



それも、初入荷の150亀甲です!
これまでマルキで呼ぶ大島の絣柄は、ご紹介してまいりましたが本日は亀甲柄。
亀甲柄とは、名前の通り亀の甲羅に似た柄のことです。
男物の大島紬に良くある柄ですが、最近は女性の方もシンプルなお好みの方は
好んでお買い上げ頂きます。
150亀甲とは、どういう意味? と言う方もおられるでしょう。
男物の大島で説明すると、男物の大島の反物の幅は現在は一尺五分〜一寸が普通です。
その幅の中に100個亀甲柄が並ぶと100亀甲で80個だと80亀甲と呼びます。
つまり絣と同じで細かい亀甲ほど手間と技術が必要で、高価になります。
この画像の夏大島は女性用で反物の幅も男物に比べ狭いです。
と言う事は、女性用の反物の幅に150もの亀甲が並んでいます。
凄く細かい亀甲で美しい

これは、すごい技術です! それも夏物で150亀甲を仕入れたのは、初めてです

もっとないの? と聞きましたが、
「そんな何反もありますかいな!値段あげてもらったら用意できん事もないけど」
怒られてしまいました

良い物で安く、お客様に提供するのが私のモットー

高い物ならいつでも仕入れられる、ここは我慢。
これからも、良質でお買い得な商品を頑張って仕入れますね

しかし17年前に仕入れたうちの家内は、良質??? 安かった???
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