2011,03,02, Wednesday
久しぶりのブログアップです。
パソコンのトラブルと着物シーズンの始まりで、営業に忙しく
ブログの時間がとれず楽しみにしておられるお客様には、ご心配おかけしまして
申し訳ありませんでした。 がんばって再開します

今回は、高尾建三氏作の蘭の加工着尺です。



蘭の花のみの柄は、あまり少ないかもしれません。
春のイメージかもしれませんが、お祝いの贈呈花の代表ですので
オールシーズンお使いできます。
普通の小紋と違い、手描きの飛び柄ですのでカジュアルは、もちろん
少し格調高い袋帯をあわせて頂くと、色無地や付下げと同様の
フォーマルな装いとしてもお召しいただけます。
ただ最近ご注文で忙しい卒・入学の式典には、私はあまりお薦めしません。
一昔前は、色無地調の着物も多かったのですが最近は、訪問着がほとんどです。
それは、なぜか? 気になりますか?
明日のお楽しみに〜(笑)
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2011,02,13, Sunday
最近よく御召の着物をよく見かけます。
「御召」とは? 先染めの織物の着物です。
先染めの織物なら紬の仲間? じゃあ普段のお洒落着?
その通りと言いたいのですが、御召にも色々あるのです。
西陣、白鷹、塩沢など産地も柄も沢山あり、無地から訪問着まで作られています。
すべては語りきれないので、まずは、御召の名の由来から。
徳川11代将軍家斉が好んで着ていた織物の着物が流行し、
高貴な方の御召物を略して御召と言われているそうです。
明治、大正、昭和前半と流行し、
おばあちゃんの話によると、学生の時の袴の上の着物や
参観日、子供の入学式には御召の着物に黒の羽織など
関西では特に好まれ、西の御召、東の銘仙と言われていたそうです。
私の時代は、染め物の独壇場で母の着物は、染めの無地、付下げ、訪問着
などが主流で御召は、あまり印象がありません。
唯一、漫画や映画ではやった「はいからさんが通る」の袴の上の着物で
南野陽子が矢絣の御召を着ていた位の印象です。
しかし今は、御召が熱い

ガンバレ御召





この御召は、カジュアルで着るお手頃価格の御召です。
帯しだいですが、お洒落でかっこいい着物になりますよ。
これからも色々な御召を紹介していきますね。
こうご期待
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2011,02,11, Friday
本日は、めずらしいお着物を紹介します。



西洞院辻が花です。
辻が花の柄は、現在も多数使われる柄ですが大抵の商品は、
辻が花の図案を使った物です。
偽物とは、言いませんが桃山時代のあと姿を消した辻が花の着物とは、
制作過程がちがい、大量に作れる着物ではないのです。
大脇一心氏は、戦国の時代に存在した幻の辻が花を
忠実に絞りや染め再現されています。
「西洞院」って何? と思われるでしょうが、通り名です。
当店と新町分室の間の通りです。 祇園祭では、蟷螂山が建ちます。
ちなみに、東洞院通りもあります。
大脇一心展の展示会に行かれたお客様にお聞きしたのですが、
やはり普通に売られている辻が花とは
染めや色合い生地が違い素晴らしいと、おっしゃってました。
そしてお値段も素晴らしい(笑う)とおっしゃってましたよ。

辻が花を語ると、めちゃくちゃ長くなるので次の機会に。

当店も初めてうまく入荷したので、とりあえず画像をアップさせて頂きました。
しかし普通のデジカメでは、私の腕も悪いのもあり写りが悪い

実物は、素晴らしいのに

一眼レフのカメラ欲しいな〜
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2011,02,06, Sunday
今日は、徳川家康の胴服の柄を再現した着物を紹介します。



この柄は、花重ね紋と言う小袖に使われる辻が花の紋様です。
家康の胴服の色、柄を忠実に再現しております。
生地は、以前紹介した浅井紬を使い、付下げ訪問着に染め上げました。
古典の柄は、当店の得意分野ですが、彩色だけは、現代の流行の色を使わないと、
お母さんの昔の着物になるのですが、この着物は、違いますね。
年齢層も合わせる帯によって、若い方から年配の方まで幅広く着こなせます。
やっぱり、着物は、古典調が好きです
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2011,01,09, Sunday
本日は、ライターの横田さんとフォトグラファーの高嶋さんが
お見えになりました。

店内写真の撮影や取材を受けました。
また、正式に詳細が決まりましたら、ブログでお知らせしますね。
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