京呉服取扱、京都市中京区の株式会社塚本です。

京呉服をはじめ、お着物のことならお仕立てからお直しまで、お気軽にご相談下さいませ。

和を楽しむブログ
月ごとのアーカイブ

京呉服塚本
〒604-8233
京都市中京区油小路通四条上ル
藤本町544-1
TEL:075-221-6610
FAX:075-255-1014

京呉服塚本 新町・分室
〒604-8214
京都市中京区新町通錦小路上ル
百足屋町

ご来店いただく場合も完全予約制をお願いしております。 大変恐れ入りますが、まずは、お電話でお問い合わせください。

祇園祭の際には、新町分室の方で
店頭販売をしております。
お気軽にお立ち寄りください。

  • TOP >
  • 和を楽しむブログ
ブログ記事検索
蘭の加工着尺
2011,03,02, Wednesday
久しぶりのブログアップです。 

パソコンのトラブルと着物シーズンの始まりで、営業に忙しく

ブログの時間がとれず楽しみにしておられるお客様には、ご心配おかけしまして

申し訳ありませんでした。 がんばって再開します

今回は、高尾建三氏作の蘭の加工着尺です。







蘭の花のみの柄は、あまり少ないかもしれません。

春のイメージかもしれませんが、お祝いの贈呈花の代表ですので

オールシーズンお使いできます。

普通の小紋と違い、手描きの飛び柄ですのでカジュアルは、もちろん

少し格調高い袋帯をあわせて頂くと、色無地や付下げと同様の

フォーマルな装いとしてもお召しいただけます。

ただ最近ご注文で忙しい卒・入学の式典には、私はあまりお薦めしません。

一昔前は、色無地調の着物も多かったのですが最近は、訪問着がほとんどです。

それは、なぜか?  気になりますか?

明日のお楽しみに〜(笑)

| 和と着物に関すること | comments (x) | trackback (x) |
御召の着物
2011,02,13, Sunday
最近よく御召の着物をよく見かけます。

「御召」とは?  先染めの織物の着物です。

先染めの織物なら紬の仲間? じゃあ普段のお洒落着?

その通りと言いたいのですが、御召にも色々あるのです。

西陣、白鷹、塩沢など産地も柄も沢山あり、無地から訪問着まで作られています。

すべては語りきれないので、まずは、御召の名の由来から。

徳川11代将軍家斉が好んで着ていた織物の着物が流行し、

高貴な方の御召物を略して御召と言われているそうです。

明治、大正、昭和前半と流行し、

おばあちゃんの話によると、学生の時の袴の上の着物や

参観日、子供の入学式には御召の着物に黒の羽織など

関西では特に好まれ、西の御召、東の銘仙と言われていたそうです。

私の時代は、染め物の独壇場で母の着物は、染めの無地、付下げ、訪問着

などが主流で御召は、あまり印象がありません。

唯一、漫画や映画ではやった「はいからさんが通る」の袴の上の着物で

南野陽子が矢絣の御召を着ていた位の印象です。

しかし今は、御召が熱い  ガンバレ御召







この御召は、カジュアルで着るお手頃価格の御召です。

帯しだいですが、お洒落でかっこいい着物になりますよ。

これからも色々な御召を紹介していきますね。

こうご期待 

 

| 和と着物に関すること | comments (x) | trackback (x) |
西洞院辻が花
2011,02,11, Friday
本日は、めずらしいお着物を紹介します。







西洞院辻が花です。

辻が花の柄は、現在も多数使われる柄ですが大抵の商品は、

辻が花の図案を使った物です。

偽物とは、言いませんが桃山時代のあと姿を消した辻が花の着物とは、

制作過程がちがい、大量に作れる着物ではないのです。

大脇一心氏は、戦国の時代に存在した幻の辻が花を

忠実に絞りや染め再現されています。

「西洞院」って何? と思われるでしょうが、通り名です。

当店と新町分室の間の通りです。 祇園祭では、蟷螂山が建ちます。

ちなみに、東洞院通りもあります。

大脇一心展の展示会に行かれたお客様にお聞きしたのですが、

やはり普通に売られている辻が花とは

染めや色合い生地が違い素晴らしいと、おっしゃってました。

そしてお値段も素晴らしい(笑う)とおっしゃってましたよ。

辻が花を語ると、めちゃくちゃ長くなるので次の機会に。

当店も初めてうまく入荷したので、とりあえず画像をアップさせて頂きました。

しかし普通のデジカメでは、私の腕も悪いのもあり写りが悪い 

実物は、素晴らしいのに

一眼レフのカメラ欲しいな〜

| 和と着物に関すること | comments (x) | trackback (x) |
時代を超えた、着物柄
2011,02,06, Sunday
今日は、徳川家康の胴服の柄を再現した着物を紹介します。







この柄は、花重ね紋と言う小袖に使われる辻が花の紋様です。

家康の胴服の色、柄を忠実に再現しております。

生地は、以前紹介した浅井紬を使い、付下げ訪問着に染め上げました。

古典の柄は、当店の得意分野ですが、彩色だけは、現代の流行の色を使わないと、

お母さんの昔の着物になるのですが、この着物は、違いますね。

年齢層も合わせる帯によって、若い方から年配の方まで幅広く着こなせます。

やっぱり、着物は、古典調が好きです 

| 和と着物に関すること | comments (x) | trackback (x) |
雑誌の撮影です
2011,01,09, Sunday
本日は、ライターの横田さんとフォトグラファーの高嶋さんが

お見えになりました。



店内写真の撮影や取材を受けました。

また、正式に詳細が決まりましたら、ブログでお知らせしますね。

| 和と着物に関すること | comments (x) | trackback (x) |
このページの最上部へ